世界一のプロポリス生産地

プロポリスは西洋医学でいうところの「抗生物質」として利用されてきた、ミツバチの贈り物です。
現在の医療の現場では、抗生物質が利用されていますが、抗生物質が開発されるまでの長い間、プロポリスがその役割を担っていました。

中南米・ヨーロッパ諸国では、古来から塗り薬や滋養強壮薬として活用され、あの有名なアリストテレスが書き残した書物にも、その効果が記載されています。
近年では、抗生物質としての役割は、西洋医学に完全に取って代わられているといっても過言ではありませんが、西洋医学ではどうしようもない状況を打破する可能性が期待されています。
さらに、医学の世界だけではなく、アンチエイジングや美容効果を得る研究も進められているのです。

そんなプロポリスですが、生産地はどのような場所なのでしょうか。

世界で1番のプロポリス生産地は?

全世界で最もプロポリスの採取が盛んなのが「ブラジル」です。
ブラジルのプロポリス生産量は、全世界の10%〜15%を占めています。
そのため日本で消費されているプロポリスのほとんどは、ブラジルから輸入された物です。

しかもブラジル産のプロポリスは最高級品といわれております。
その理由はブラジル特有の環境(赤道直下・高温多湿)にあります。
赤道直下の環境は、人間だけではなく、ミツバチにとっても過酷な環境であるため、生き抜くために良質のプロポリスを作る必要があったわけです。
良質なプロポリスが作られるもうひとつの要因は、薬効成分に優れた樹木からプロポリスを採取しているからだといわれています。

採取量の第二位はロシアです。
ロシアはもともと養蜂が盛んな国ですから、必然的にプロポリスの生産にも向いているのです。
ウラル山脈一体にある養蜂地帯は有名ですね。
養蜂家から始まったプロポリスの活用はロシア国内では有名な話で、医療の現場などで積極的に活用されています。
ロシアのプロポリスも、ブラジルと同様に薬効成分を持った樹木から作られています。
その樹木とは、白樺の木です。
白樺の木は、古くから入浴剤やスキンケア薬品として利用されています。

また、ブラジルやロシアと同じように、中国にも沢山の薬効成分を持った樹木が自生しています。
その中から、ミツバチが選んだ樹木は「ポプラ」です。
ポプラから採取されたプロポリスは、フラボノイドの含有量が多い特徴があります。
ブラジルやロシアと同様に、中国でも古来からプロポリスが活用されており、「蜂がもたらす宝」と賞賛されていた記録が残っています。
中国で発展してきた東洋医学では、古くからプロポリスを抗生物質とみなして活用していたようです。

必ずしもブラジル産プロポリスが最高ではない

先述したように、日本人が多く飲んでいるのはブラジル産です。
日本人だけではなく、世界的に見てもブラジルのプロポリスは人気があります。
その理由は、抗菌・抗ウィルス成分の含有量が、他国のプロポリスに比べて群を抜いて高いからです。
とはいえ、有効成分の含有量が高ければ良いかというと、必ずしもそうではなさそうです。
ブラジル産以外のプロポリスも、多くの有効な実例や結果を残しており、ブラジル産でなければダメというのは間違いです。
ハチが採取する植物によって、そのプロポリスの効果効能も変わってきます。
この部分については、どの植物が何に作用するのか、現在も研究が続けられています。

同じように効果が期待できるのであれば、産地によって異なる「味」や「香り」の好みを優先するのも一つの手ですね。
何故ならば、プロポリスも他の健康食品と同様に、毎日続けることが大切だからです。
残念ながら、プロポリスはお世辞にも美味しいものではありません。
毎日続けられる味を香りを持った、自分にあったプロポリスを探すのも楽しいかも知れませんね。